英会話を習う際、
- オンラインの個人レッスン
- 対面式のグループレッスン
の2パターンが一般的ではないでしょうか。

どちらにするか迷うな…
という方に向け、実体験を踏まえてそれぞれのメリット・デメリットをご紹介します。
オンライン英会話
メリット
価格が安い
一番のメリットとも言えるのが価格の安さ。オンライン英会話なら月5,000~7,000円ほどで毎日レッスンが受けられます。
月4回のレッスンで良ければ2,000円台~とお財布に優しい価格設定となっています。
毎日レッスンを受けたいなら…
- DMM英会話 7,900円(毎日1回25分)
- ネイティブキャンプ 6,480円(回数無制限25分)
- レアジョブ 7,980円(毎日1回25分)
安さ重視なら…
- QQ English 2,980円(月4回)
- kimini 2,200円(月4回)
空いた時間に自宅でできる
対面レッスンは曜日が固定されていることが多く、また教室までの移動時間もかかります。
その点、オンライン英会話は好きな時間に好きな場所でレッスンを受けられるのが魅力です。
時間がない社会人でも、朝起きてすぐや寝る前など、ちょっとした時間を活用していつでもレッスンを受けることができます。
英会話の練習量を確保できる
毎日レッスンを受けることで、アウトプットの練習量を格段に増やすことができます。
また、基本マンツーマンレッスンですので25分間すべてが自分と先生だけの時間です。
自分が話さなければレッスンは進みませんので、自力でなんとかして伝えようとする力が身に付きます。
講師を自由に選べる
オンライン英会話では、レッスン予約時に講師を選択することができます。
自分に合うお気に入りの講師が見つかれば、継続してその人のレッスンを受けることもできます。
逆に、様々な人の発音やアクセントを聞きたければ毎回講師を変えることもできますよ。
デメリット
自分のモチベーションに左右される
いつでも受講できるからこそ、「今日はやらなくてもいいか」など甘えが出てしまいがちです。
初めは毎日受けていても、だんだんとレッスンの間隔が空いていき、ついには面倒になって止めてしまう人も多いです。
継続するためには自分でモチベーションを保ち、面倒くさがらずにレッスンを予約しなければなりません。
講師との距離感が遠い
リアルな対面での会話とは違い、オンラインではどうしても相手との距離を感じます。
やはり対面レッスンのほうが講師と直接話せるため、雰囲気も伝わりやすく、仲良くなりやすいです。
しかし、現在はウェブ会議などが一般的になり、実際に相手と会わずに話す機会が増えていますので、オンライン上で相手との距離を縮めていくスキルも重要なのかもしれません。
通信不良で時間が取られる
講師側の通信状態が悪く、音声がよく聞こえない場合があります。それを直すために一旦退室してまた入りなおしたり、聞こえる?聞こえない?のやり取りで時間が取られてしまう場合があります。
1レッスン25分と短いですので、5分でも無駄にしてしまうともったいないですし、レッスンの進みも遅れてしまいます。
講師によって差が大きい
ベテランで上手にレッスンを進めてくれる講師や、たくさん話させてくれる講師がいる一方、ただマニュアル通りに進めるだけの講師、こちらにあまり話させず自分ばかり話してしまう講師もいます。
ベテランの人気講師は予約が取りづらく、当日など直前に予約しようとしても枠が埋まっていることが多いです。
そのため、いつもと違う講師の場合は、予約時やレッスン冒頭に「たくさん話したい」「間違いがあったら指摘してほしい」などの要望を伝えることをお勧めします。
マンネリ化
オンラインレッスンではどの講師も同じようにレッスンを進められるよう、ある程度マニュアル化されており、毎回同じような話をしたり、テキストをただ進めるだけではマンネリ化を感じてしまう人もいます。
また、自分一人でやっていると成長を感じにくく、果たしてやっている意味があるのか?と分からなくなってしまうこともあります。
そういった場合は、テキストを変えてみる、講師を変えてみる、テストを受けてみるなど、いつもと違うことを取り入れてみましょう。
また、実際に英語を話す場所に行ってみて、自分の英語がどの程度実際に通じるのか試してみるのもおすすめです。
対面グループレッスン
メリット
一緒に勉強する仲間がいる
対面のグループレッスンは会話が盛り上がることが多く、楽しく会話することができます。
レッスンに行くモチベーションにもなりますし、一人ではなく誰かと一緒に頑張ることで継続しやすいです。
人前で話す度胸がつく
自分一人の空間でオンラインでレッスンを受けるのと、他の人もいるグループで対面で話すのでは、やはり後者のほうが多少プレッシャーがあります。
グループの中で間違えを恐れずに英語で発言するのは、初めのうちは勇気がいることです。
「英語の会議で積極的に発言できるようになりたい」という人にとっては、人前で話すグループレッスンは良い練習になるでしょう。
毎回同じ先生が教えてくれる
先生が変わると自己紹介や趣味の話を何度もすることになり、同じような会話ばかりになってしまうことがあります。
また、生徒の実力を上手く把握できておらず、何ができて何ができないのか探りながらレッスンを行うことになります。
その点、同じ先生に継続して見てもらえれば、成長を見守りながら少しずつ課題をレベルアップしてくれるでしょう。
また、先生と仲良くなりやすいのもメリットです。
「この前言っていた○○はどうだった?」「バッサリ髪切ったね!」など、繰り返し会っているからこそ生まれる会話があり、様々なシチュエーションのやり取りを経験できます。
他の生徒から学ぶことができる
グループレッスンには様々な職業の人がいますし、それぞれの趣味、経験、意見なども違っています。
そのため、自分とは関わりが薄い業界の語彙を知ることができたり、自分があまり使わないような表現を学ぶことができます。
また、自分のミスは気づきにくいものですが、他の人のミスや失敗は客観的に見て、そこから学ぶこともできます。
デメリット
自分が話せる時間は意外と短い
講師1人と生徒4人の少人数グループとして、50分間のレッスンで全員が平等に話したとしても一人当たり10分です。
講師は説明などで少し長めに話すと考えると、一人の生徒が話せる時間は8~9分程度でしょう。
生徒の中でも話せる人ばかりが話してしまったりすると、自分が話せる時間は意外と短くなります。
グループ内で会話を上手く回して、全員がなるべく平等に話せるようにすることが重要です。
他の日本人生徒につられる
日本人の発音・アクセントにつられたり、他の生徒が使っている少し不自然な表現を覚えてしまう危険性があります。
また、グループの雰囲気やメンバー次第で、発言のしやすさや発言内容などが制限されてしまう場合もあります。
協調性は大切にしながらも、他の人に影響されすぎないように意識することも大切です。
値段が高い
対面レッスンはグループの人数にもよりますが、安くても12,000~16,000円程度と、オンライン英会話の2倍ほどの料金が一般的です。
- ECC外語学院 17,600円~(日常英会話コース)
- イーオン 12,375円~
- ベルリッツ 16,720円~
まとめ
いかがでしょうか。レッスンの質や会話のリアルさを重視するのか、低価格で気軽にレッスンを受けたいか。
自分の予算や課題に合わせて、最適な英会話学習法を選びましょう。